【実例】高気密高断熱・家事ラク動線で、生活しやすい住まい

家を買うなら注文住宅と決めていたNさん夫婦。すぐに行動を起こすことに乗り気ではなかった奥さんだったが、ご主人の行動力や、LIFULL HOME'S 住まいの窓口(以下、住まいの窓口)での効率的な建築会社選びで、家づくりに意欲的になっていった。こだわったのは、高気密・高断熱な設備や、生活のしやすさを重視した間取り。「後悔はない」というお住まいについて詳しく伺った。

目次

住まいの窓口なら理想の担当者に出会える!

入籍を機に、家づくりをスタートしたNさん夫婦。同僚や周りの人が注文住宅に住んでいて、住み心地やメリットについて聞いていたこともあり、家を買うなら注文住宅と決めていた。
「いらないスペースや、気に入っていない場所があるのが嫌だったので、好きなおうちをつくれる注文住宅がいいなと思っていました。一番こだわりたかったのは、高気密・高断熱。築25年の実家は、床がすごく冷たかったり、隙間風も入ってきたりと、とにかくとても寒かったので、自分たちが建てる家は暖かい家にしたかったんです」と奥さん。
ただし、住宅購入にはお金に対する不安や心配がつきもの。夫婦ともに収入は安定していたが、奥さんはお金のことが心配だったという。

最初に家づくりのスイッチが入ったのはご主人。知人の家が鉄骨住宅だったこともあり、まずは、鉄骨住宅が得意な大手のハウスメーカーを調べた。
ネットで情報収集をしていると、「ハウスメーカーでは、一度担当者がつくと変えることができない」という情報を目にする。ご主人は「人生で一番大きな買い物になる住宅購入で、担当者がランダムに決められてしまうのは困るな…」と思ったのだそう。

そんなとき、ウェブ広告で「住まいの窓口」を見つける。
住まいの窓口では、担当者の要望や変更の対応もしてくれるというので「住まいの窓口を通せば、理想の担当者に出会えるかもしれない!」と、利用してみることにした。

ローコスト住宅講座から建築会社選びまで効率が◎

住まいの窓口では、「ローコスト住宅講座(※1)」を受講してみることにした。情報収集をしている際に気になっていた「ローコスト住宅」について、学ぶいい機会だと思ったのだそう。
早速店舗で受講してみると、ローコスト住宅のメリットや注意点について説明を受け、せっかくなので、予算について相談したり、住まいに求める条件などをハウジングアドバイザー(以下、アドバイザー)と一緒に整理していった。

<住まいの窓口で整理した建築会社に求める条件>
・価格
・立地
・高気密高断熱
・保証やアフターフォローが充実している規模が大きい会社
・自由設計
・担当者との相性

<担当者の要望>
・知識、経験が豊富
・しつこい営業はNG
・話をしっかり聞いてくれる人

整理した条件を基に、アドバイザーが希望の価格とエリアが叶えられる会社を複数社ピックアップしてくれた。建築会社の選定を知識が豊富なアドバイザーにお願いできたのは、安心だったし、情報の少ない自分たちで行うよりも効率が良かった。「担当者」についても要望を伝えることができたそう。

※1)住まいの窓口では、個別相談のほかに、専門家監修の個別講座が受講できる。ローコスト住宅講座以外にも様々な講座がある。講座後には、そのまま個別相談も可能。

建築会社選びの決め手は、職人の顔が見えたこと

住まいの窓口で紹介された複数社と打ち合わせをし、アドバイザーと再度相談して条件整理をしながら、最終的に2社まで絞っていった。
災害に強い鉄骨住宅が得意な建築会社か、高気密高断熱が得意な木造住宅の建築会社か。

一番の決め手になったのは、建築会社が依頼する大工の職人が信頼できることだった。
「大工をしていた祖父から『高気密な住宅は職人の腕が大事』だと聞いたことで、家づくりは職人さんの腕も重要なんだなと気づきました。大手だと、職人さんが外注のところが多く、その時々によって頼む先が変わるので、技術に差がでるんじゃないかなと…。契約した会社は、決まった職人さんがいて、どんな人がいるのか事前に分かったので安心でした」とご主人。

また、Nさん夫婦は、実際に住んでみないと分からないということで、両方の会社でモデルハウスの宿泊体験に参加した。
「季節が変わったときに、住んでみてどう感じるのかも確認したかったので、夏と冬に1回ずつ宿泊し、両親にも泊まってもらい意見を聞きました。結果的に計5回ほど宿泊しました。
各部屋に温度計があって、夜と朝で温度・湿度の違いを見たり、暖房を消した後どのくらい暖かさが続くかなど確認したりしました。泊まってみて、高気密高断熱の住宅は、やっぱり暖かかったです」

宿泊体験をしたことで、災害対策よりも住みやすさの方が大事なのではないかと、夫婦の意見が一致した。
他にも、家事ラク動線の間取り提案や担当者の説明のわかりやすさにより、高気密高断熱が得意な木造住宅の建築会社と契約することにした。

「見えないところに収まる収納」など、こだわりのポイント

最初は乗り気ではなかった奥さんだったが、住まいの窓口で適切な予算についてしっかり確認できたことや、両親に相談するなどご主人がどんどん家づくりを進めていったことで「建築会社を見に行こうかな」「土地が見つかったら決めようかな」と積極的になっていったそう。
「建築会社が決まったら、何もかもトントン拍子に進んでいきました。完全に主人にのせられました(笑)」と奥さんは当時を振り返る。

断熱性能やハウスメーカーなどのハード面はご主人を中心に決めていったが、間取りなどのソフト面は奥さんが中心となって決めた。
「事前準備はしっかりやった方がいいなと思いました。憧れだけでなく、今までの生活と今後の生活を踏まえて、それに合う間取りを考えた方がいいんだなって住んでみて思います」と奥さんは言う。
情報収集、準備を欠かさなかった奥さんがこだわったのは、①収納、②家事ラク動線、③開放感、④照明だった。

①収納のこだわりポイント

収納したいものを部屋・場所別にノートに書き出して、一番大きいものに合わせて奥行き・高さ・幅を決めた。例えば、カウンターの下だったら、書類、パソコン、プリンターなど。
収納棚の高さやクローゼットの広さは、場所によって違うサイズになったそう。
そのおかげで、引越しの時から片付けるのがすごく楽で、住んでからも散らかりにくい家となった。

②家事ラク動線のこだわりポイント

行きたいところに最短距離で行ける回遊動線(※2)を採用。
一日の行動を洗い出し、自分たちが住みやすい間取りをプランニングした。

・買い物した荷物を直接キッチンまで運べるよう、玄関からキッチンまでつなぐ動線を配置。
玄関のシューズインクローゼットからパントリーを通ってキッチンの冷蔵庫まで運ぶことができる。

※2)回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく一周できる間取りのこと


キッチンから見たパントリー。パントリーの引き戸の奥にはシューズインクローゼットがある

・朝必ずシャワーを浴び、夜は入浴後すぐに寝てしまうので、寝室のある2階に浴室を配置した。洗濯物は、共働きなので室内干しにしたいと考え、室内干しスペースを作った。ウォークインクローゼットも近いので、畳んだ洗濯物をスムーズに収納できる。


2階の部屋の配置イメージ
※厳密な間取り図ではありません。


ウォークインクローゼットから見た寝室。ハンガーポールは、ご主人と奥さん、それぞれの身長に合わせて高さを変えている


2階の室内干しスペース兼家事スペース、日当たりもよく広々としている

③開放感のこだわりポイント

柱や梁は排除し、タンスなどを置かないように、造作家具を設計プランに追加した。
回遊動線の行き止まりがない間取りも、開放感を出すためのポイントになっている。


リビング横の和室。収納は大容量の押入れのみでスッキリとしている。右奥には廊下につながる引き戸を配置

④照明のこだわりポイント

ダイニングとリビングは、ご飯を食べたり勉強をしたりと色々なことを行う場所なので、調光を変えられるものにした。どこで何をするかをイメージをして、各部屋の照明を決めていった。


玄関の照明は、階段のアイアンのカラーと同じブラックのシャンデリアに


階段の途中には可愛らしい照明を

家づくりは信頼できる担当者・職人がいることが第一

建築会社の担当者とも上手く連携し、家が建つまでに困ったことはほとんどなかったという。
最初は乗り気ではなかった奥さんも、着工後は仕事帰りに毎日現場に足を運ぶほど、家づくりへの思いが高まっていた。
「ちょっとコレ違うなと思って現場監督に相談すると、指示を受けた職人さんがすぐに調整してくれました。毎日職人さんに会って話せたので安心でした」と奥さん。
ご主人は、「契約した建築会社の担当者さんは、金額的にできること・できないことを丁寧に教えてくれて、予算を削るポイントなども相談できました。できないことはできないと正直に言ってくれたのがよかったです。営業や現場監督、コーディネーターの方々の知識が豊富でレスポンスがとても早く、安心して任せることができました。家づくりは良い担当者がついてくれることが第一だと思います」と話した。

夫婦で協力して楽しく家づくりができたというNさん夫婦。取材時に「あのときはこうだったよね」と顔を見合わせて確認していたのが印象的だった。こだわりのマイホームで幸先の良いスタートを切り、この先も仲睦まじく、素敵な生活を送られることだろう。


家族が増えたときなどに活用できるよう広い庭には人工芝を。花壇用に土のエリアも確保した

■住まいの情報
延床面積:126.67m2
土地面積:212m2
建築費:4,000万~4,999万円
工法:木造軸組工法
間取り:5LDK
家族構成:夫(29歳)、妻(28歳)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:住まいの窓口 新越谷サテライト店
紹介された会社数:4社
受けたサービス:ローコスト住宅講座

相談方法

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