【実例】二度目の注文住宅!中庭が特徴的な2階リビングの家

もともと注文住宅に住んでいたFさん家族。ご主人のお母さんが一人暮らしになったことをきっかけに、実家の隣の土地に注文住宅を建てて移り住むことにした。 建てるのが二度目となる注文住宅づくりの過程や工夫した点、住み心地について話を伺った。

目次

無料相談窓口を2社利用!慎重に行った建築会社選び

Fさん家族は、ご主人の実家の隣に、新しく注文住宅を建てることにした。きっかけは、ご主人のお母さんが一人暮らしになったことだった。ご主人が長男ということもあり、お母さんの近くに住むことで、お互いに安心して暮らせればと思ったのだそう。
以前の自宅も注文住宅だったが、子どもが2人から3人になり、部屋数が足りなくなって狭いと感じていた。また、「規格住宅(※)」で大枠が決まっていたため、今回の注文住宅では、自分たちに合った間取りにしたいと意気込んでいた。
「規格住宅と違って、注文住宅は決めることがたくさんあるので、進め方は全然違うなと思いました。まずは、ネットでハウスメーカーのことを調べて展示場へ。それだけだと決めきれず、無料相談窓口を利用してみることにしました」
失敗したくなかったご主人は、「LIFULL HOME'S 住まいの窓口(以下、住まいの窓口)」と、もう1社に相談してみることにした。
「住まいの窓口と他社を比較してみたんです。ネットで色々調べて、要望をまとめていたので、それが叶えられるハウスメーカーを紹介してもらいました」

ご主人が出した要望は、以下の内容だった。
・間取りを自由に決められること
・駐車場、駐輪場があること
・家族5人それぞれの部屋をつくること
・漆喰の壁、無垢材のフローリング

両社からさまざまなハウスメーカーの紹介を受けたが、ご主人の理想が叶えられそうな会社を複数提案してくれたのが、住まいの窓口だったそう。
提案された会社に詳しく話を聞きたいと、住まいの窓口と一緒に家づくりを進めていくことに決めた。

※規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店などが用意した一定の「規格」に従って建てる住宅のこと。自由度は下がるものの、建売住宅のように完成品を購入するわけではないため、一定の範囲内であれば施工箇所によって要望を反映させることも可能

玄関横には家族5人分の大容量のシューズインクローゼット。空気がこもらないよう換気扇を設置

 

契約した建築会社の提案は想像を超えてくるものだった

建築会社を絞り込むために、住まいの窓口から紹介された各社に住まいの要望を伝えて、間取りプランをつくってもらった。各社から提案された間取りプランは、情報収集を進めていたご主人にはなじみのある内容が多かったが、最終的に決めた会社の提案は想像を超えてくるものだったという。
特徴的だったのが中庭。1階の中庭から3階まで空間が抜けていて、各階に光が入るように設計されていた。
「光が入る南側に部屋をつくりたかったんですけど、駐車場の位置の関係で、必然的に水回りの設備を南側に持ってくる必要がありました。決めた建築会社は、そのあたりをよく考えてくれて、南側の日差しを取り込むために、中庭を提案してくれたんです」
奥さんも「見たことがない間取りで心配だったんですけど、面白いっていうのと、ビックリしたっていうのが勝って、すごく魅力的だなと感じました」と話す。
中庭からの採光により、日中は電気をつけなくても明るい。
二度目の注文住宅ということで、プランにアクセントがほしかったご主人は、この建築会社に決めることにした。

 

夫婦それぞれのこだわりのポイント

設備や内装のデザインは、SNSを中心に情報収集し、イメージを膨らませていたご主人。インテリアは、建築会社からの提案を採用するなど、建築会社と相談して決めていった。

・壁は漆喰、フローリングは無垢材

ご主人のこだわりのポイントの一つ。
「以前の自宅は壁紙だったのですが、つなぎ目があったり、年数が経過すると剥がれてきてしまったりしたので、漆喰がいいなと思っていました。アクセントカラーの壁も漆喰を採用。色がとてもきれいに仕上がっています。
無垢材は、メンテンナンスがめんどくさいという情報もありましたが、年月が経つごとに変化して味がでてくるところに魅力を感じ、素足で歩くと気持ちいいという口コミを見て無垢材に決めました」

・キッチンの収納は大容量、毎日楽しめる洗濯動線

奥さんがこだわったのは家事まわり。
「パントリーと食器棚をつなげてもらって、大容量のキッチン収納をつくってもらいました。扉全部を開閉できるのですごく便利です。
洗濯のしやすさも考えてもらい、動線がつながっていること・室内に干せること、を叶えてくださったので、毎日楽しく洗濯できています」

 

・2階リビング

土地自体がそこまで広くないので、必要な部屋数を設けるためには3階建てにする必要があった。1階は駐車場を配置することでリビングの広さを確保できないため、おのずと2階リビングを採用。また、住宅に囲まれている土地のため、リビングを2階にすることで光を取り込んだ。

 

・シースルー階段

シースルー階段は、建築会社からの提案。シースルーにしたことで、開放感と明るさを確保できた。
階段は、横幅と板の幅を広めにしている。2階がリビングなので、階段での人の行き来が増えると想定して、大人二人がすれ違える広めの幅にした。

3.5階部分を利用して、収納部屋を配置

 

・玄関前も広々!ビルトインガレージ

以前の自宅は、駐車場や駐輪場に屋根がないのが不便だったので、駐車場から玄関部分までガレージを採用。玄関前も屋根がついているので、雨の日でも快適に出かけることができる。

 

80%を目指して楽しみながら進めるのが成功のコツ

「家づくりは、100%を目指さないのも楽しんで進めるコツかもしれません。80%を目指して家づくりをして、残りの10%、20%は住んだ後に仕上げていった方が、費用面の調整などもしやすいと思います。自分は、未来の家族の生活を想像しながら、楽しく家づくりすることができました」とご主人。

子ども部屋は、3階に3部屋つくったが、子どもたちが自立したときのことも考え、3つあるうちの2つの部屋を1つの部屋にできるように壁を外しやすい設計にした。別の使い道や、子どもが結婚して戻ってきたときのことなども考えているのだそう。

二度目の注文住宅ということで、慎重に、かつ楽しんで家づくりができたというご主人。アクセントがきいた自宅では、家族それぞれ自分の空間を持つことができ、家族みんなが過ごしやすい住まいが完成した。
「自分の部屋があることで、仕事や趣味に没頭できる場所ができ、それがすごく良かったです」とご主人はうれしそうに話した。

外観の正面には、イニシャルのFの字が見える。設計士の際立つセンスと遊び心を感じる

 

■住まいの情報
延床面積:125.6m2
土地面積:89.5m2
建築費:4,000万~4,999万円
工法:集成材金物工法(ピン工法)
間取り:5LDK+納戸
家族構成:夫(47歳)、妻(43歳)、長女(21歳)、長男(16歳)、次男(11歳)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:ビデオ通話相談(Zoom)
紹介された会社数:4社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

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