【実例】中古戸建から注文住宅に路線変更!広いリビングで開放的な住まい

妊娠を機に一戸建ての購入を検討しはじめたIさん夫婦。予算的に中古一戸建てを検討していたが、奥さんのお父さんが所有していた土地を活用できることになり、注文住宅を建てることに。予算内で理想の家づくりをするための工夫とこだわりについて伺った。

目次

 

建築会社に行くよりも前に住まいの窓口に相談した理由

住宅購入検討時、Iさん夫婦はアパートに住んでいて、奥さんは妊娠中だった。奥さんは、コロナ禍で外出できず、広い一戸建てに引越ししたいなと思っていたのだそう。
出産などタイミング的にもちょうどよく、また、夫婦ともに実家が一戸建てだったこともあり、予算も考え、最初は中古一戸建てを検討していたという。

そんな住宅購入を検討しはじめた矢先、ウェブで住まいの窓口を見つけ、住宅購入の第一歩として、住まいの窓口に相談してみることにした。

「家を買うのってなんか怖いじゃないですか。人生で一番大きな買い物で、失礼かもしれませんが騙されちゃうんじゃないかなって。なので、いきなり建築会社や住宅展示場にいくよりも住まいの窓口で知識をつけてから行った方が安心だなと。それと、よい担当者を紹介してくれるっていう広告も見て、担当者は大事だと思っていたので、住まいの窓口に相談することにしたんですよ」とご主人。

利便性を考え玄関を入ってすぐに洗面台を配置している

 

中古一戸建てから一転、注文住宅を建てることに

実際の訪問した店舗「LIFULL HOME'S 住まいの窓口 柏マルイ店」 ※店舗情報の写真より

住まいの窓口を訪問したIさん夫婦。初めての訪問で緊張していたが、アットホームな店内と、物腰柔らかで優しそうなハウジングアドバイザー(以下、アドバイザー)が迎えてくれて安心したのだそう。
住宅購入について一通り説明を受けたあと、中古一戸建てだけではなく、建売住宅や注文住宅も検討することにした。

「最初は住宅に関する知識がなく、中古一戸建てなら中古車と同じような感覚で買うことができると思っていたんですよ。たくさんある中から、予算やエリアなど希望に合うものでチョイスできるんじゃないかなって。でも、住まいの窓口で聞いてみると、エリアや条件によっては希望に合う物件が見つかるまで、結構時間がかかることがわかりました。改めて、予算内で購入できる住宅は何なのかアドバイザーさんと一緒に考えることにしました」

住まいの窓口で相談中に奥さんのお父さんの土地を譲ってもらえるかもしれないという話が浮上し、相談後、確認することに。
土地があるのなら注文住宅を建てられるということで、もともと自分好みに間取りや設備をこだわりたいという想いがあったご主人は、奥さんにとても感謝したのだそう。

2階にある二つの子ども部屋にはロフトがついている(ロフトから見た風景)

部屋からロフトを見上げた風景

もう一つの子ども部屋は現在はご主人の作業場に。どちらの子ども部屋も天井が斜めになっていることで隠れ家感が出て子ども心をくすぐりそうだ

 

念には念を!借入額を建築会社と住まいの窓口とで確認

住まいの窓口で、希望に合いそうな金額帯の建築会社を3社ほどピックアップしてもらい、Iさん夫婦はその3社を訪問した。
3社中1社は、予算的に少し高いと感じたため、他の2社で検討が進む。

両者に設備や間取りのプランを出してもらい、換気などの設備面で性能とコスパがよいのはどちらなのかを比較検討していった。1社目は、担当者の人柄もよく、知識も豊富でレスポンスの速さがよかった。2社目は、担当者と相性が合わず、住まいの窓口に相談して担当者を変更してもらうなどしたが、最終的には印象も良かった1社目の建築会社のプランが全体的に性能が良くコスパも高かったため、1社目に決めることにした。

建築会社が決まり、住宅ローンを申し込むタイミングで建築会社にファイナンシャルプランナーを紹介してもらい借入額を決めることにした。それでも、ご主人は「金額が大きいので、慎重に進めたい!」と、何かあれば連絡を取っていた第三者でもある住まいの窓口のアドバイザーに、金額が一般的に見て問題ないかなど相談し、借入額の確認をした。

「普通だったら、建築会社と1対1なので再確認をすることが難しかったと思いますが、気になる点があればLINEや電話で気軽に住まいの窓口に確認できて、ダブルチェックのような感じで、納得して進めることができました」とご主人は話す。

キッチンの後ろにはお風呂につながる洗面台&作業スペース。背が高い奥さんに合わせて、ご主人が作業スペースの台の高さを決めた

 

最後はすべて任せられるほど信頼できた担当者

「決めた建築会社の担当者さんは、間取りなどで細かい要望をたくさん出して、おそらくご迷惑をかけてしまったんですけど、ノーと言われたことはなかったです。実現できるように工夫してくれました」というご主人。良い担当者だったことで家づくりの満足度があがったそう。

クロスや家具、照明は建築会社のカラーコーディネーターさんと一緒に決めていった。こだわりの強いご主人とカラーコーディネーターさんの相性はピッタリだったという。

「要望をカラーコーディネーターさんに伝えると、『これなんてどうですか?』とビシッと良いものを提案してくれました。カラーコーディネーターさんが自分たちと同じ感覚を持ってくれていたので、最後に決めることになった2階のトイレはすべてお任せしようと思いました。唯一自分たちで決めていない場所なんですけど、めちゃくちゃ気に入っています」

 

・こだわり①:2階のトイレ

唯一ご夫婦が決めていない場所。天井のクロスから照明まで、カラーコーディネーターさんが合いそうなものを提案してくれた。1階のトイレよりも2階のトイレを頻繁に使ってしまうほど、とても気に入っている。

照明が可愛らしく光を入れたときがとても綺麗

 

・こだわり②:広々としたリビング

間取りを決める際にまずリビングの広さから決めた。せっかくの注文住宅なので、一般的なリビングよりも広くしたかったのだそう。また、開放感をもたせたいので扉を付けない代わりに、天井を下げるなどで部屋にメリハリをつけた。
購入したいテレビがあったので、テレビのサイズに合わせて、背面の壁のサイズなどを設計した。テレビボードは浮かせられるものを選びスッキリとした印象に。

開放感のあるリビング。子ども用の滑り台やおもちゃ、熱帯魚を飼育する水槽を置いていても広々としている

 

・こだわり③:キッチンのカップボード

お料理をするのが好きなご主人は、以前から海外のキッチンのように奥行きがあるカップボードをつけたいと思っていた。IKEAで奥行65cmのカップボードを見つけ、ご主人が取り付けたという。

カップボードはIKEA製

 

・こだわり④:大容量のパントリー

キッチンの横にはパントリーを設置。冷凍庫や掃除機を置いても余裕があり、だいたいのものがパントリーに収まるため、リビングに不要なものを置くことがなく散らかりにくい。

キッチンから見た風景

特徴的でオシャレな壁紙がパントリーを明るい雰囲気に

 

・こだわり⑤:土地の使い方

広い縦長の土地で、あまり奥に家を建てると、外構費がかなりかかってしまう、お手入れも大変ということで、その点を考慮して家を建てる位置を決めた。

※建物の配置イメージ(厳密な面積・バランスとは異なります)

 

順調に進んだ家づくりで大変だったこと

奥さんのお父さんに譲ってもらった土地は、市街化調整区域(※)だったため、農地として利用しなければならず通常は家を建てられない。ただし、市街化調整区域に制定される前から持っている土地であれば建てられるということで、建築会社の担当者と一緒に、法務局で地籍を調べ、江戸時代の頃まで遡るなど確認が大変だった。

他にも奥さんが産休に入る前に住宅ローンを組まないと借入額などに影響がでると聞いて、急いで必要なことを決めていった。徹夜することもあったのだとか。
ただ、ご主人は当時を振り返り、最後まで楽しく家づくりができたと話す。

「家って何年も住むものなので、絶対いつか変えたくなるはずなんですよね。でもなかなか変えられないじゃないですか。なので自分がいい家を建てたと納得できることが大事かなと。そのためにも信頼できる人と出会って、信頼できるアドバイスをもらって、そうやって家づくりを進められることが重要だなと思いました。ずっと誰かが協力してくれていたと思います」
「とても快適です。リビングにいるのが楽しいです」と奥さんも笑顔で話した。

※市街化調整区域とは、都市計画の区域内で、市街化を抑制することになっている区域のこと。原則として、建物を建てることも、開発をすることもできない。

■住まいの情報
延床面積:118m2
土地面積:約495m2
建築費:2,000万~2,999万円
工法:木造軸組工法
間取り:3LDK +パントリー、ランドリールーム、ロフト×2
家族構成:夫(34)妻(27)長女(2)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:住まいの窓口 柏マルイ店
紹介された会社数:3社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

ご予約で不明な点があればお気軽にお電話ください。専門のスタッフがサポートいたします。
0120-975-534(土日祝OK・10時~19時 
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