【実例】快適な全館空調、家事動線にこだわったユニークな間取りの住まい

結婚をきっかけに、漠然と一戸建てがほしいと考えていたMさん夫婦だったが、住まいの窓口に相談してから約1年で素敵な住まいが完成した。「住めればなんでもいいや」の状態から、情報収集に没頭し、ホテルライクな住まいができるまでの経緯を伺った。

目次

 

家づくりのモチベーションをあげるために住まいの窓口へ

「住宅購入を進めるきっかけになればいいな」と、住まいの窓口を予約したのは奥さん。無料の相談でありつつも、住宅購入に関する様々な情報を提供してもらえるという話に魅かれていた。
情報収集ゼロの状態で、まずは住まいの窓口で話を聞いてみることから家づくりがスタートした。Mさん夫婦が決めていたのは、“一戸建て”ということのみ。両方の実家が一戸建てだからという理由からだった。

住まいの窓口では、ハウジングアドバイザー(以下、アドバイザー)と会話をしながら、住宅購入の相談を進めていった。

「お金のことがまったくわかっていなかったので、土地を買って家を建てるとローンの月々の支払いはいくらになるのか? 駅近にした場合の土地の相場観はいくらなのか? ハウスメーカーはどの価格帯なら予算に合いそうか?など、お金を軸にいろんな視点で質問をさせてもらいました」とご主人。

価格的に建売住宅かなと思っていたMさん夫婦だったが、少しの金額の違いで注文住宅が建てられるということを知り、「自分たちがつくりたいようにつくれたらいいな」と、注文住宅を建てることにした。

玄関を入るとすぐに洗面台がある。過ごす場所が大事だと考え、ただ移動するだけの廊下は少ない間取りにした

 

契約の決め手は全館空調の有無

住まいの窓口での相談後、理想の注文住宅を建てるためには自分たちの要望や理想をしっかり固める必要があると感じ、たくさんの住宅展示場を訪れた。住宅展示場を巡りながら具体的なイメージが膨らみ、「この会社のここがいい、ここはいらないかな」と、自分たちに合うものがだんだんわかっていって、求める条件が固まっていったのだそう。

似た価格帯の中でも、全館空調を推している会社と、そうでない会社とを比較したときに、あまり価格が変わらなかったことから、「だったら全館空調があった方がいいよね」と、全館空調が最終的な決め手となった。その建築会社は全体的なコストパフォーマンスがよく、標準仕様のデザインも好みだったことから契約を決めた。

全館空調設備をつけたため天井が下がっている。エアコンをつけなくていいので生活感がなくスタイリッシュ

 

土地は場所も大事だが設計プランで決めるべき

家づくりで一番大変だったのが土地選び。
契約した建築会社の営業担当者が、その会社が扱っている土地だけではなく、他の会社の土地情報も手配してくれて、何十件と検討した。その中でも悩みに悩んで選んだ4件を実際に見に行き、最後は2択でかなり迷ったという。

「どちらも広さや価格が要望にかなっている土地だったのでとても迷っていたら、2箇所の土地に合わせた設計プランを何パターンかつくってくれました。両方の土地を値引き交渉までしてくれて、選べばすぐに買える状態でした」

この話を担当した住まいの窓口のアドバイザーに伝えると、「値引き交渉だったり、設計プランだったりは、なかなか2ヶ所やってくれる営業担当者さんはいないと思います。倍の労力がかかってしまうので。1つに決めてから対応するのが一般的なんですよ。さすが〇〇さん(営業担当者)!」と、その営業担当者さんだからこその対応だったことがわかった。

いろいろな生活パターンを想像して検討したMさん夫婦。
「この家に住んだらどんな生活を送るんだろうね?と、昼と夜で駅から実際に歩いてみたり、平日しか駅は使わないけど飲み会の帰りは歩いて帰れる距離がいいよね?でもそれって20年後どうなんだろうね?とか、スーパーって近くにあった方がいい?でもどうせ週に1回の買い物だからスーパーは車で行くし、近くになくてもいいよね?とか。将来までライフスタイルを全部考えないと決められなかったんです。でも、設計プランが複数あったからこそ決めることができたよね。土地によって建てられる家が異なり、せっかくの注文住宅なので土地ありきではなく、家ありきで考えたいなと思いました」とMさん夫婦は顔を見合わせる。

最終的には、
・設計プランがよかった
・似た価格でも決めた土地の方が広かった
・車通りが少なく夜がとても静かだった
・住んだ後の生活のイメージができた
という理由で土地を決めるに至った。

 

家事動線にこだわったユニークな間取りとこだわり

I型のリビングはキッチンが目立つので、天板にオプションをつけ標準仕様よりも見映えをアップさせた

6月末に住まいの窓口へ行き、7月頭から建築会社選びを進め、8月末には建築会社と契約をしていたというMさん夫婦。仕事柄、夏休み期間が時間を取りやすいので、「夏で決めるぞ」と気合いを入れて挑んだのだそう。一般的な検討から契約するまでの期間に比べ、かなりスピーディだったようだ。

契約をして土地が決まった後も家づくりは続いた。間取り、照明、キッチンや設備、壁紙など、決めることはたくさんあったが、一つも妥協しないで決めていったそうだ。秋は、ずっと家具を検討し、インスタグラムで情報収集をして、家具店もたくさん回った。家具は、統一されている雰囲気だったが、購入先はバラバラなんだとか。

間取りで重視したのが家事動線や生活動線だった。

 

・洗濯動線を最短にしたい

洗濯物を干す・各部屋に運ぶという工程を減らすべく、乾燥機付きの洗濯機を置き、玄関・洗面台・脱衣所(洗濯機)・ファミリークローゼットをすべて近くに配置した。

※部屋の配置イメージです。実際の間取りとは異なります

右下に玄関、玄関の隣の扉は脱衣所(洗濯機)、中央の扉はファミリークローゼット、左下に洗面台、写っていない反対側には寝室がある。1階ですべて完結できる間取りに。

すべて収納できるよう大容量のファミリークローゼットを1階の中央に配置

 

・オプションでつけたツーボウルの洗面台

「使い勝手の面ももちろんですが、とにかく見映えがいい。オプションなので値段は張りましたがつけてよかったです」と、夫婦ともにとても気に入っているそう。

 

・I型のLDK

賃貸に住んでいるときから、家事は2人でやっていて、どちらかといえばご主人が料理担当なんだそう。
「料理をしながらテレビを見たかったんですよ。友だちも毎週遊びにきてくれるので、料理をつくりながら・ドラマを見ながら・友だちと酒を飲んで話しをしながらっていうのが絶対やりたかったんです」とご主人。

リビングは、壁に照明をつけ、折り上げ天井に間接照明を入れることで、ホテルのような雰囲気を目指した

 

・スカイバルコニー

お風呂上がりにお酒を飲んだり、友人を呼んでバーベキューをしているスカイバルコニー。住宅展示場で見てよかったことと、人の目が気にならない・虫もあまり来ないので、過ごしやすいのだそう。

2階の踊り場。右下には冷蔵庫が置かれていてお酒を冷やしている。全館空調なので踊り場の室温も快適

 

・照明は壁側につける

「当時、結婚式を控えていたので式場やレストランに行く機会があり、照明をよく観察していて壁を照らしていることに気づいたんですよ。ホテルはこれだからオシャレなんだ、壁を照らすんだ!と思いました」
どの照明も一般的な配置よりも何センチか壁側に寄せているのだそう。壁やカーテンに光があたると部屋が広く見えるんだとか。

 

短期決戦が成功の秘訣。後悔しないための情報取集

ご主人が「楽しくもあり辛くもあった…(笑)」と話す家づくり。
建築会社、土地、設計プラン、間取り、壁紙や照明、水回りの設備や家具など、決めることがたくさんあったが、人生にかかわるものなので「建てるぞ」と覚悟を決めて挑んだのだそう。
ほとんどの休日はそこらじゅうにある住宅展示場や家具店に足を運び、隙間時間はSNSをひたすらチェック。その頃はまだ2人家族だったので動きやすかったことも功を奏した。
「7ヶ月くらいだったから頑張れたけど、これが2年も3年も続いたら、無理だったと思う」と話すご主人。
アドバイザーも「短期決戦は結構重要で、建築会社の営業担当者も疲れないで良い提案ができるし、値引きの交渉もしやすいんじゃないかなと思います」ということだった。

引越し後にちょうどお子さんを妊娠し、新しい住まいで快適なマタニティライフが送れたという奥さん。友人が来る機会も増え、楽しいホームライフを送れているというご主人。
思い通りで大満足のマイホームが完成した。

■住まいの情報
延床面積:112.61m2
土地面積:201.89m2
建築費:2,000万~2,999万円
工法:木造軸組工法
間取り:3LDK+ファミリークローゼット
家族構成:夫(30歳)妻(29歳)長女(0歳)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:住まいの窓口 越谷レイクタウン店
紹介された会社数:4社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

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