【実例】犬と暮らす、一人暮らしにぴったりな美しい間取りの注文住宅

保護犬のボランティアをしているSさんは自分でも保護犬を迎えたいと考えていた。リモートワークの導入で住む場所の縛りがなくなり、都心から離れた場所で注文住宅を建てることを思い立つ。一人暮らしならではの間取りやZEHを導入した住まいの完成までを伺った。

目次

 

きっかけが重なり注文住宅を建てることに

仕事のほか、ボランティア活動などにも熱心に取り組むSさん。コロナ禍をきっかけに、以前から憧れていたライフスタイルを実現するため、都心から離れたエリアで一戸建てを建てようと思い立った。思い立ったら即行動に移すSさんは、すぐに家づくりをスタートさせた。

 

・保護犬をお迎えするために

動物の殺処分ゼロの活動に参加しているSさんは、自分でも保護犬を迎えて一緒に暮らしたいと考えていた。
「保護犬の譲渡のサポートなどボランティア活動をする中で、自分も保護犬をお迎えしたいなって思っていたんです。中型犬や大型犬なので、都内のマンションは全く考えていなくて。コンクリートばかりではなく自然が多くて、散歩コースがある郊外…、それしか選択肢はありませんでした」

 

・ZEH、EV車、家庭菜園のフルセットが絶対条件

Sさんは環境団体のボランティアにも取り組んでいる。地球温暖化対策の取り組みとして、自分が住まいにできることは、ZEH(※)に住むことだった。
「マンションだとできることが限られてしまいます。注文住宅で、建物を高断熱にして、省エネ設備を取り入れて、太陽光発電で電力を創出して、車はEVにして、もちろん家で充電して…。
そして今後のために、庭で家庭菜園ができるといいなと思っていました。このフルセットが絶対条件!」とSさん。

※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)とは、建物の高気密高断熱化や省エネ設備を取り入れるなどして消費エネルギーを削減し、太陽光発電を導入してエネルギーをつくり出し、つくり出したエネルギーが消費エネルギーを上回ることを目指した住宅のこと。冷暖房によるCO2排出量の削減につながる。

 

・コロナ禍によるリモートワークの開始

Sさんの勤務先ではリモートワークが導入され、在宅時間が増えた。勤務先の近くに住む必要もなくなり、住む場所の選択肢が広がった。

 

一人で家を建てるためには優秀なパートナーが必須

一戸建てを建てようと決めたSさんは、まず相談窓口を探したのだそう。
「最初は何から始めればいいのか、住宅展示場にいきなり行っていいものなのか、それとも予約が必要なのかとか、本当に何もわからなくて…。ハウスメーカーといっても、どこの会社がそれに該当するのかもよくわからず、まずは、プロの話を聞いてみようと思いました」

早速Sさんは、他社の相談窓口に行ったが、紹介されたハウスメーカーの価格帯が予算と合わなかったため、他の相談窓口を探し、LIFULL HOME'S 住まいの窓口(以降、住まいの窓口)を見つけて利用してみることにした。

住まいの窓口では、ハウスメーカーの紹介後も、ハウジングアドバイザー(以降、アドバイザー)にLINEやZoomで気軽に相談できるのが便利だった。

「例えば、見積りの内容がわからなかったり、税金など支払う順番だったり、営業さんが言っていることがどういうことなのか、こんなこと聞いていいのかとか、疑問に思ったことなどはその都度ご相談させてもらいました。確認することや決めることが本当に多くて、壁打ちみたいなこともさせてもらったと思います。アドバイザーさんが、『今、お時間いいですか?』とパッとZoomで相談にのってくれたりして、すごくやりやすかったです」

 

12畳の吹き抜けと高い耐震性をかなえるハウスメーカー

はじめは、価格と納期の早さで建て売りも検討していたが、ファミリーを想定している間取りが多く、部屋数も一人暮らしには多すぎるものがほとんどだった。
Sさんの理想は、大きな吹き抜けがあって、リビングダイニングからベッドルーム、ウォークインクローゼットやワークスペースがひと続きになっている間取り。SNSで見つけた海外の間取りをなどを参考にしていた。建て売りで探すのは難しいと感じ、ZEHも考えていたので注文住宅に建てることにした。

ハウスメーカー選びは、他社と住まいの窓口で紹介された11社すべてに訪問し、「ちゃんと話しを聞いてくれそう」、かつ「予算が合いそう」な会社を4社まで絞った。
Sさんのこだわりの中でなかなか難しかったのが、12畳の吹き抜けと耐震等級3以上の両立。
耐震性能を高めるためには、柱や梁が必要なことが多く、2社からは無理と言われてしまった。対応可能な2社が残り、普通だったらできないところもなんとか工夫を凝らして設計をしてくれた。
それぞれ営業担当者の対応もよく、要望を叶えてくれていたので、最後の最後まで迷ったが、デザインがより好みだった方に決めることにした。

 

ドラマの世界のようなデザインと間取りのこだわり

間取りやデザインは、SNSで見つけた好みの画像を保存しておいて、ハウスメーカーと共有していたSさん。譲れないポイントはたくさんあったが、妥協せずに、担当者や設計士と調整していき、ドラマの世界のような素敵な内装が完成した。

 

・壁で仕切らずに広々とした間取り

トイレや洗面台などの水回り以外は壁や扉では仕切らず、12畳の吹き抜けで開放的な空間を演出した。

 

・ワンちゃんが滑りにくい床

一般的なフローリングだと滑ってしまうので、滑りにくい床材を採用し、一緒に暮らしているワンちゃんが快適に過ごせるようにした。

 

・階段

白の鉄骨にナチュラルな木と、透明なアクリル板の階段。アクリルではなくガラスを検討していたが、コストがかなり上がってしまうので、アクリルで代用。アクリルでも十分美しい出来栄えとなった。

 

・洗面台やバスルームの扉

どちらの扉もガラスにすることで、高級感があるホテルライクな雰囲気に。

 

・複数の窓

全面窓ガラスを希望していたが、耐震性を考えると難しく、できる限り窓を設けられるようにした。
窓からの採光が多く、昼間は、ほとんど照明を使わずに過ごせている。撮影当日は雨だったが、照明をつけなくても明るかった。

 

・アイランドキッチン

キッチンの引き出しには取っ手部分がなく、見た目がスッキリとしている。取っ手がついていないキッチンがあまりなかったので、ハウスメーカーの担当者とたくさんのメーカーを見に行って見つけたのだそう。

 

自分の夢が形に。「大事に大事にケアしていきたい」

「家が建って、自分の夢が形になるんだって思いましたし、賃貸に住んでいたときとはやっぱり違って、掃除とかも含め、大事に大事にケアしていきたいなと思います」と、新しい住まいでの暮らしをうれしそうに語るSさん。

また、初めての家づくりで、たくさんのことを一人で決断する必要がある中、住まいの窓口のアドバイザーのような相談ができる相手がいるのは、とても心強かったそう。
「注文住宅を建てるときって、ハウスメーカーに家族で相談に行くことが多いと思うんですけど、私は一人なので、決断できなかったり・回答が出ないときがあるんです。もちろんネットで調べたりもするけれど、情報の精度が心配で…、そんなときに、『やっぱりプロにちゃんと聞いた方がいい』って思いました。アドバイザーさんなしではもう考えられないです」と、Sさんがアドバイザーとよい関係が築けていたことを感じた。

新しい街でも充実した日々を送られているSさんは、都心のマンションに住んでいたときよりも、ご近所の方と話をする機会が増え、ご近所付き合いも楽しめているのだとか。
さらにSさんは、今住んでいる地域も自分で盛り上げていきたいと新たな目標も持っていて、もう一匹保護犬を迎えたいとも考えているそう。新しい住まいでの暮らしは、より一層充実した日々になりそうだ。

■住まいの情報
延床面積:97.71m2
土地面積:181.45m2
建築費:3,000万~3,999万円
工法:木造合金メッキ鋼板ぶき2階建
間取り:LDK+寝室+ワークスペース
世帯構成:世帯主(40歳代)、愛犬

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:品川サテライト店
紹介された会社数:6社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

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