【実例】建て替えか売却かで迷い、建て替えを決断!趣味もリモートワークも楽しめる住まい

結婚を機にご主人の実家で暮らしていたOさん夫婦は、築30年以上の実家を新しくしたいと考えていた。建て替えか売却か、どちらがいいのか迷い、住宅購入の無料相談窓口「住まいの窓口」に相談してみることにした。太陽光パネルで節電・売電、やりたいことが実現した家づくりについて伺った。

目次

 

オンライン相談があったから気軽に利用できた

リビングは家族が集まる場所なので広めに設計。生活の中で顔を合わせる機会が多くなるように、リビングイン階段に

結婚を機に、ご主人の実家で同居を開始したOさん夫婦は、築30年の実家をどうするか考えていた。
場所が気に入っていた奥さんと、もう少し駅近で便利な場所に住みたいと思っていたご主人は、【建て替え】と【売却をして買い替え】を検討してみることに。

過去に賃貸物件探しで利用していた「LIFULL HOME'S」(以下、ライフルホームズ)で、注文住宅のハウスメーカーを検索してみたが、坪単価がピンとこなかったり、大手の会社しか知らなかったりで、「詳しい人に相談したいな」と思ったのだそう。ライフルホームズのサイトを見ていたら、無料相談窓口を見つけたので利用することにした。

「建て替えと売却のどちらも相談ができて、中立的な立場からハウスメーカーを紹介してくれるという点に惹かれ、利用してみたいと思いました」と奥さん。

「コロナ禍だったのもありますが、建て替えか売却かすぐに決められるかもわからないし、まだ自分自身がそこまで乗り気ではなかったので、お互い(住まいの窓口も自分も)に気楽なビデオ通話相談ができるのは心理的なハードルも低くできてよかったです」とご主人は話す。

Zoomを利用するビデオ通話相談は、パソコンやスマートフォンがあれば利用でき、操作も簡単なので、特段難しいことはなかったそうだ。

 

建て替えか売却か「住まいの窓口」で費用を比較

なかなかピッタリ合う規格がなく、ようやく見つけたセミオーダーのカップボード。ゴミ箱をピッタリ収まるようにしたのがこだわりのポイント

住まいの窓口では、ハウジングアドバイザー(以下、アドバイザー)が、【建て替え】と【売却して買い替え】のそれぞれの流れや、かかる費用を一通り説明してくれた。
Oさん夫婦は、予算を軸に考えていたため、それぞれの費用を比較して決めることにしたそうだ。

 

【建て替え】に必要な費用

・解体工事費用
・仮住まいの賃料
・トランクルームを借りる費用(荷物が仮住まいに収まらなければ)
・2回分の引越し費用(解体する家→仮住まい→建て替えた家)
・建築費
・手数料などの諸費用

【売却して買い替え】に必要な費用

・新たに土地を購入するための費用
・建築費
・手数料などの諸費用
※売却した場合いくらで売れるのかも相場を基に試算

 

「買い替えの場合、実家よりも駅近の土地を検討していたので土地代が高くなる可能性があり、トータルで見ると建て替えよりも買い替えのほうが費用が上がりそうなことがわかりました。
園芸が趣味なので日当たりがよい庭がほしいなと思っていましたが、駅近だと、隣家との距離が近く日当たりが悪くなる可能性や、土地が狭くなり庭をつくれないこともありそうなことを教えてもらい、費用や自分たちの理想を考えた末に、建て替えにしようと決めました」

1回目の打ち合わせで、必要な費用をアドバイザーが試算し提示してくれたので、【建て替え】か【売却して買い替え】かを比較検討でき、方向性を決めることができた。

営業担当者からのアドバイスで、施主支給した小上がり。ゴロゴロすることができ、カウンターでは、パソコン作業や、料理をするご主人との会話を楽しんでいるのだそう

 

すべての不安を解消してくれた建築会社に決定

奥さんが希望した白を基調としたリビング。ご主人が飾った植物が映える

アドバイザーと一緒に、費用感やデザインを見て建築会社を4社まで絞り、アドバイザーが各社とアポイントを取ってくれた。

その後、Oさん夫婦は、建築会社を2社訪問し、2社目で理想の建築会社と出合い、契約まで進むことができた。

「決めた建築会社の担当者は、営業所の所長さんで、知識が豊富で説明もわかりやすく安心感がありました。最初は、『担当者に惚れた!』という感じでしたが、それ以外でも、気密性・断熱性が確かな基準で実証されていたり、実家の土地の地盤が心配だったことを話すと、地盤調査をして問題ないことを確認してくれたり、常に丁寧な対応で不安材料がすべて解消されました」

まだ2社しか見ていないという不安もあったが、すべての不安を取り払うべく具体的に動いてもらえたので、「ここしかない」と決めることができたのだそうだ。

階段の上に取り付けられているのは、猫の落下を防止する柵。ご主人がDIYされたそう

 

最も大変だったのは仮住まいへの引越し

2階寝室の隣はOさん夫婦の仕事部屋に

住まいの窓口でも説明があったが、建て替えの場合は、元の家の解体から家が建つまで、別の家で暮らさなければならない。
建築会社との2回目の打ち合わせでも仮住まいの説明を受け、仮住まい専門の賃貸会社を紹介してもらったが、担当者との相性が悪く、自分で探すことにした。

普通の賃貸住宅だと短期では借りられないことが多いため、仮住まい専用の住宅を探さなければならない。お母さんとOさん夫婦の3人で過ごせる広さや、荷物が入るスペースが必要で、更に、Oさん夫婦は猫を2匹飼っていたこともあり、ペット可の物件というのが条件で、なかなか仮住まいが見つからなかった。
最終的には、条件をクリアしている築40年の古いアパートを見つけ、仮住まいを決めることができた。

仮住まいへの引越し準備はとても大変だった。家の中の荷物の整理から始まり、仮住まいまで使う物、新居から使う物、両方で使う物の3種類に分けていった。

「母親の世代は、物を捨てない・大事に使うといった文化があったので、使わないけれど捨てられないものが大量にありました。一緒に仕分けをしましたが、すごく大変でした」とご主人。

合計2回の引越しは、労力的にも精神的にも大変だったとご主人は話した。

仕事部屋と寝室を壁ではなくバーチカルブラインドで分けることで、南に位置している寝室から採光が取れ、北向きの仕事部屋が明るくなった

 

着工後は現場を見に行き、気になるところは調整を

ご主人の好みを反映した洋室。他の部屋とは雰囲気を変えてアメリカンヴィンテージ風のデザインに

奥さんは、間取りやデザインをこんなふうにしたいというイメージが出来上がっていた。
仕事柄、イラストを描くのが得意だったという奥さん。家のイメージをスケッチして担当者と共有していたそう。そのイラストのおかげで、スムーズに家づくりが進んでいった。

着工してからは、毎週工事の様子を見に行っていたそう。現場の担当者はいつも快く迎えてくれていた。

「仮住まいから近かったので、現場をよく見に行っていました。設計図では気づかないところもあったので、イメージしていたものと違っているところは、現場監督に相談して調整してもらいました。 ほかにも、デッドスペースに棚を付ける提案などを現場監督からしてくださったり、プラスアルファの対応もしていただいたり、すごくありがたかったです」

落ち着いたダークカラーの2階のトイレ。1階のトイレは奥さん好みの白を基調にしたデザインになっている

 

長年住んだ家を解体し新しい家が建つことへの想い

キッチンの正面につけられたカウンターは、 ダイニングテーブルと高さを合わせた。ご主人が料理を作り、奥さんがカウンターで休んでいるのが定番の位置なんだとか

Oさん夫婦は、実家が解体されて家が建つまでの心境を語ってくれた。

「自分は実家を出ていこうと考えていたし、家に愛着なんてないと思っていたけれど、やっぱり壊されていくのを見ると、あぁ〜...っていう何とも言えない気持ちになりました。
建築会社の担当者にも、『きっと泣いちゃうからお母さんには見せないほうがいいですよ、見せないでね』と言われていたんです。
解体したときは本当に建つのかと不安のほうが大きかったのが正直なところでしたが、その後、どんどん出来上がっていくのを見て、『今日は1階ができた。ついに2階に取りかかったね、屋根がついたね』と、感動していました」とご主人。

「こんな素晴らしい家に住んでいいのかなって、自分の思い描いていたものが実現することを実感し、なんだか胸が熱くなりました」と奥さん。

足腰が不自由なお母さんの部屋は1階につくり、お母さんの希望で床はフローリングにし、椅子での生活ができるようにした。
建築会社のキャンペーンをきっかけに付けた太陽光パネルは、モニターで電気の発電量や消費量がわかるので節電にもなり、余った電気は売電できているのだそう。モニターを見るのが楽しみなんだとか。

新しくなった家で、家族3人で快適な生活が送れているようだった。

南向きにつくった庭は日当たりがよく園芸に最適

外壁や外構のタイルは、少し値段は張ったが、メンテナンスコストが削減できるという点と、デザインが気に入り採用した

 

■住まいの情報
延床面積:116.66m2
土地面積:101.8m2
建築費:3,000万~3,999万円
工法:2×6(枠組壁工法)
間取り:4LDK+PCスペース+納戸
世帯構成:夫(48歳)、妻(38歳)、夫の母(87歳)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:ビデオ通話相談
紹介された会社数:4社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

ご予約で不明な点があればお気軽にお電話ください。専門のスタッフがサポートいたします。
0120-975-534(土日祝OK・10時~19時 
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