【実例】諦めかけた家づくり。理想のハウスメーカーと出合い、天窓で明るいリビングの住まいが完成

賃貸に住んでいたWさん夫婦は、以前から他の住民の生活音が気になっていて、子どもが生まれたこともあり、引越しを考え始めた。近所にあった一戸建てのモデルハウスを見に行ったことを皮切りに、夢のマイホームづくりがスタートした。

目次

 

ハウスメーカーが信頼できない!行き詰まった家づくり

2階リビングは、採光のために天窓を採用。日差しが強いときは、ソーラー電池式のロールカーテンが閉められるようになっている

以前住んでいた賃貸住宅は、住人の生活音が漏れてくることがしばしばあり、騒音として気になっていた。子どもが生まれたことで、今度は自分たちの子育ての音で、隣人に迷惑をかけるのではないかと心配し、静かな住環境を求めて別の住まいへの引越しを考え始めた。

その折、家の近くで注文住宅の見学会があることを知り、見に行ってみることに。

実際に実物を見ると、広々としていて、騒音で隣人に迷惑をかけることもなさそうだと感じた。販売価格が思っていたよりも安く、「一戸建てはいいね」となったそうだ。

同じハウスメーカーの注文住宅を何軒か見に行き、住宅の購入の意志が徐々に固まっていったWさん夫婦。「土地はいくらなんだろう?」と情報収集で土地を検索していたら、良さそうな土地を見つけ、ハウスメーカーにその土地に合った間取りのプランを作成してもらうことにした。

上がってきた図面を見ると、Wさん夫婦としては「う~ん」と頭をかかえてしまうプランだった。

家づくりで希望する条件の一つに「シューズクローク(土間収納)」を挙げていたが、図面にはなく、「つけられますか?」と確認すると、「間取りは変更できないです」と言われてしまう。また、部屋数は希望していたよりも少なく、増やすなら予算が跳ね上がると言われ、挙げ句に「予算を上げないと難しい、親御さんから援助はもらえないか」といったことを何度も聞かれたそう。

希望の条件も叶わず、価格は予算よりかなり高くなり、担当者への信頼は減るばかり。家づくりが暗礁に乗り上げた。

リビングの横の和室は、あえて仕切らず、格子の壁で開放感を出した

 

「住まいの窓口」のおかげで家づくりが再開した

天窓からの自然光が差し込むリビング

そんなとき、タイミングよくLIFULL HOME'S 住まいの窓口(以下、住まいの窓口)のDMが届き、「オンライン相談(ビデオ通話相談)ができるし、相談してみるか」と利用してみることにした。

ご主人は、「注文住宅を建てるときは、一般的に何社か見積もりを取ったほうがよいって聞きますけど、実際に個人で何社も相見積もりを取るってなかなかハードルが高くて。
どこから手をつけたらいいかも分からないので、とりあえず話だけ聞いてみて、参考になればいいなと思って相談しました」と振り返る。

住まいの窓口では、ハウジングアドバイザーが改めて予算を整理し、希望の条件をまとめ、予算やエリアに合いそうな会社を3社ピックアップ。3社ともアポイントをとってくれた。

 

「建築会社決め」は家づくりの前段階。効率的に進めるのが◎

奥さんがこだわったキッチン。白を基調とした部屋の中で、アクセントには印象的な緑を採用

紹介された建築会社をそれぞれ訪問し、決めていた土地に合う間取りプランの作成を依頼した。

最初に依頼したハウスメーカーの間取りプランを参考に共有していたことで、ほぼ同じプランを提案してきた会社もあったが、最終的に契約した建築会社は「このプランから変えてもいいですか?」と聞いてくれて、「もちろんです、お願いします」と伝えたところ、要望を反映した別の間取りプランを提案してくれた。
自分たちの話をちゃんと聞いてくれる会社はここしかないと思ったという。

こうして家づくりは再び進行し、家が完成するまで建築会社と協力して歩んでいくことができた。

複数社に訪問をするのはハードルが高いと思っていたが、住まいの窓口を利用したことで、会社のピックアップから1回目の訪問までがとても早く、2ヶ月間で3社と計6回の打ち合わせを実施することができた。

「建築会社を決めてから、やっと家づくりがスタートするので、前段階を効率良く進められたのはすごくよかったです」とご夫婦は口を揃えて話した。

飼っているインコの部屋。世話がしやすいようにリビングや水回りの近くに配置。リビングにつながるドアは様子が見られるように透明なガラス窓にした

 

永く安心して住み続けられる家かどうかが重要

庭の代わりにつけた屋上もこだわりの一つ。一部、屋根もついているので洗濯物を干したとき急な雨が降ってきても安心

契約した建築会社は、全邸長期優良住宅というこだわりがあり、他にも引渡し前に住宅性能評価書をつけてくれたので、安心して住むことができている。そういったことも建築会社を決める際のポイントになった。

土地は、旗竿地で、駐車場はつくれない形状だったため、駅徒歩5分の土地にしては安く手に入れることができた。車は持たないと決めていたWさん夫婦にとっては好都合の土地だったそう。
ただ、四方を住宅に囲まれているため、日当たりが悪いといったデメリットがあったが、建築会社からの提案で、リビングを2階にし、天窓をつけることで光を取り込みやすくした。

他には、インコを飼っているので、インコ部屋を作るなど、Wさん家族ならではの住まいが完成した。

住まいの窓口にオンライン相談(ビデオ通話相談)をしてから、順調に進んだ家づくり。大変だったことを伺うと、小さいお子さんを連れての打ち合わせは夫婦のどちらかがお子さんをあやさなければならなかったり、着工後の現場の見学ではしごの登り下りなどが危なくてできなかったりと、何かと大変だったという。

大変なこともあった家づくりだったが、実際に住んでみて、お子さんがリビングを走り回ったり大きな声を出したり、思う存分好きなようにのびのびと過ごす姿を見たりすると、「注文住宅を建てることができてよかった」と実感するようだ。

元気なお子さんたちとかわいがっているペットのインコと、賑やかで充実した生活を送っている様子がうかがえた。

 

玄関には高い位置に横長の窓をつけたことで採光がとれた

2階リビングのため、1階の玄関の近くに手洗い場を設置

玄関には広々としたシューズクローク(土間収納)。子どもの荷物などが収まる

シューズクロークを閉じるとスッキリとした印象に

門から玄関まで屋根を設置。届いた荷物を受け取るときも濡れず、自転車なども置けて便利。

 

■住まいの情報
延床面積:約105m2
土地面積:約91m2
建築費:2,000万~2,999万円
工法:木造軸組工法
間取り:3LDK
世帯構成:夫(37歳)、妻(29歳)、長男(3歳)、長女(0歳)

■住まいの窓口で受けたサービス
住まいの窓口店舗:ビデオ通話相談
紹介された会社数:3社
受けたサービス:個別相談

相談方法

ご相談内容によって相談方法が異なります。
ハウジングアドバイザーが店舗、電話でそれぞれ相談をお待ちしております。

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